白髪とストレス

白髪の原因は過度のストレス、若い世代も要注意

白髪は、ストレスによっても出来てしまいます。特に若い20代でも白髪になってしまう人がいますが、原因を根本的になくすことで機能が回復して元通りに治ります。

若い人に現れる白髪は、「ストレス」「栄養不足」「運動不足」などの原因が過度に重なった場合に起こると考えられます。髪や頭皮への負担がストレスによって引き起こされてしまいます。ストレスが過度に溜まると自律神経のバランスがくずれてホルモンのバランスが狂います。毛根の近くにあるメラノサイトでチロシナーゼという酵素に助けられながらメラニンと言う色素を作り白い毛髪に着色するという仕組み自体が下垂体中葉から分泌されるホルモンが減る事で行われなくなってしまうのです。また、頭皮への負担は頭皮自体の血行を悪くするという点で発毛に抑制力がかかってしまいます。

ストレスで自律神経が不調になるのは、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることにあり、そのことで血行が悪くなります。血行不良により、メラニン色素を作るために必要なチロシナーゼとチロシン(食べ物から摂取する栄養素)が活発に働く事ができなくなります。ストレスはその上、活性酸素を多く生み出しますので、適量ではなく多くなりすぎてチロシナーゼの働きを邪魔する事になってしまうのです。

また、栄養不足も白髪を引き起こす影響になります。黒髪を生成するのに必要な栄養素は、タンパク質やミネラルの鉄分、銅、亜鉛などです。偏った食生活でも不足する事が起り、例えばお菓子を食べて食事をしたような錯覚にとらわれているといつしか栄養不足が過度にすすみ白髪が生えたり細い毛しか生えてこなくなります。偏食も極度になると栄養不足になりますので、規則正しい食生活が必要です。

10代の若い世代は、学校でのいじめや過度な不安にさらされることで精神的に不安定になりやすいと言えます。じっくりと自分と向き合い気持ちを落ち着かせ問題を解決する事で、白髪も治ると考えられます。

「栄養不足」が原因で白髪が増えているかも?と心配になったら…

白髪はストレスだけじゃない?頭頂部の白髪は病気が原因

白髪はストレスによっても生えてしまいますが、生える場所が頭頂部だと、原因が限定出来る場合があります。

頭頂部に生える主な原因は、紫外線の影響が深いと言えます。日頃無防備に紫外線を長時間頭頂部に浴びていると、紫外線がメラノサイトを減少させてしまいます。その仕組みは、紫外線が多くの活性酸素を生み出すことで細胞にダメージを与えてしまうからです。活性酸素は適量ならば、体内で増えすぎてはいけない物を除去しますが、増えすぎる事で(紫外線を浴びすぎる事で)必要なメラノサイトにも影響が及んでしまいます。対策は、髪の分け目をいつも変えることです。分け目の方向を変えたり、ギザギザにしてみましょう。

また、脳の使い方による左右の白髪への影響もあります。左脳を使う仕事は、公務員、弁護士、会社員などどちらかと言えば固い仕事で、右脳を使う仕事は、音楽家、俳優、画家など理論に頼らない仕事が挙げられます。左側に白髪が集中している場合は、左脳へのストレスが多い傾向が見られます。右側に集中して生えてくる人は、右脳を使う仕事に従事している人に多いです。

短期間で頭頂部に生える白髪には、注意が必要です。東洋医学では、髪と組織や内臓の異常を気が通る道(経路)とて結び付けて考えます。経路が同じであれば、同じ病気の因果関係があるという風に考えるのです。中心辺りに白髪が固まって現れた場合は、「胃」に異常があると考えられています。また、西洋医学でもこの部分の白髪は胃に病気があると考えます。もともと頭は心臓から遠く血が回るのが後の方になりますので、体内で何か異常がある時にはそちらに栄養素などが総動員され頭は後回しになるのでしょう。また、一番重力がかかり、血管がつぶれる場所でもあり、血液循環が良くない場所でもあります。

頭頂部の左側では、肝臓の影響を強く受ける傾向があり、肝炎や肝硬変や肝ガンになる恐れがあります。右側に現れる白髪の原因は、腎臓の疾患を疑うことになります。

白髪とストレスには複雑な因果関係あり

白髪とストレスには因果関係があります。ストレスによって生じる活性酸素が原因のひとつである事、ストレスによって生じるドーパミンやアドレナリンによって髪の色素メラニンを作り出すチロシンが使われてしまう事、ストレスによる自律神経の乱れによりホルモンのバランスまでくずれて血液循環が悪くなる事、ストレスが食生活や睡眠時間に影響する事などが挙げられます。これらの因果関係を断つことによって白髪が生えにくくなります。白髪を生えにくくする因果関係が判ったので、正しいヘアケアを行えば白髪も減るかもしれません。

ヘッドスパは代表的な白髪予防のヘアケアとしてお勧めです。ヘッドスパで頭皮の近くにあるメラノサイトを活性化させるホップエキスや山椒エキスを使用する事で、新しい白髪予防の効果が期待されています。ホップエキスは2004年に資生堂から発表されたメラノサイトを活性化させたこと、メラノサイトの働きに大きな影響を与えるMITF遺伝子をコントロールする手法が発見されました。また、山椒エキスでは「黒髪から白髪へ変化する事を阻止できる手法」を資生堂が1999年に発表しています。ヘッドスパサロンでは、このような成分を配合したオイル等を使用するサロンが増えており人気を博しているのです。

お金の余裕がないとサロンでのヘッドスパも継続する事ができませんよね。自宅でのヘッドスパに加えてヘアケア用品を変えてみるという方法もあります。お勧めするのは、資生堂の「アデノバイタル」シリーズのスカルプエッセンスです。こちらは朝晩の2回を頭皮に塗布し、マッサージします。配合されているエキスが先ほどのメラノサイトに働きかけるホップエキスと山椒エキスだけではなく、育毛に配慮した成分を多く配合しています。育毛面には髪の製造工場と言われる毛母細胞に働きかけるように毛乳頭に存在するFGF7遺伝子を活性化する「アデノシン」という成分が配合されています。アデノシンは資生堂が生成したヒトの体内にある成分と同じ物なのですが、第3者機関によって改善有効率が男性で94.1%女性で84.3%と検証されています。